商標登録をこれからする場合、どれくらいの時間でできるのか、確認しておきたいところですね。どれくらいの時間が掛かるのか知っておかなければ、自分が登録に間に合わせたいと思っている期間に間に合わないこともあります。
商標登録には時間がかかる
商標登録の時間は1つではなくそれぞれの工程で時間がかかると思っておいたほうがいいでしょう。どのような工程があるのかと言えば、調査、出願、そして審査と登録ということになります。それぞれで時間が違っているので、全部を通しての時間を把握しておくよりも、それぞれの工程でかかる時間を把握しておいたほうがいいでしょう。全体では半年位かかることもあります。
商標登録されるまでの工程
どのような工程を踏んでいくのかというと、最初に調査が行われます。似ているような商標が既に登録されていないかどうかを調査することになります。そして出願ですが、願書を作って特許庁に提出をする事となります。そして特許庁では審査が行われ、審査に通れば晴れて登録ということになりますが、登録するには登録料を納付することになり、登録証を受け取って始めて登録完了という流れになっています。
調査にかかる時間
調査にかかる時間ですが弁理士が、これまでに似ている商標が既に登録されているのではないかと調査してくれます。出願前に必ず調査をしておくことになります。その理由は出願してから似たようなものが既にあるということになれば無駄になってしまうからです。事前に登録するために対策を立てることができますから、この過程は飛ばすことができません。弁理士にもよりますが以来後は1日から1週間前後で調査をしてくれます。弁理士によっては3日以内に完了してくれるところもあるので、相談してみるといいでしょう。
審査にかかる時間
審査に係る時間ですが、審査は特許庁でも似ている商標が既にないかどうかを審査してくれます。これが一番時間が掛かる工程といってもいいでしょう。一般的には出願後4ヶ月から6ヶ月程度は時間がかかるとされています。
登録にかかる時間
登録にかかる時間ですが、審査に合格をしてから実際に権利が得られるためには登録料を納めなければいけません。その工程になります。登録料を支払えばそれでいいのかといえば、そうではありません。支払ってから1ヶ月程度して登録証が送付されるので、その後商標登録完了という運びになります。
一番時間がかかるのは特許庁
一番商標登録で時間がかかるのは特許庁に審査を受けるいかんです。調査、出願はスムーズに行けば始めてから1週間もあれば終了しますが、それから半年以上待たなければいけないので大半の人は時間がこんなに掛かると思っていなかったというのが現状です。なぜこれほどまでに時間がかかるのか、その理由は扱う案件が10万以上もあるので毎日大量の案件がやってきますので、審査の時間が遅くなるのも無理はないのです。審査はいつも順番待ちの状態ですぐに審査してもらえること等ないというわけです。じっくりと時間をかけて審査をしているわけでもなければ、時間がかかるような審査であるというわけではないのです。とにかく量が多いので、その量をこなすのに時間がかかっているといえばわかりやすいかもしれません。
急いでいる人におすすめの制度
もしは早く審査を受けたいという人は早期審査制度というものがありますので、それを利用すれば3分の1の時間で受けることができるのでおすすめです。
■商標登録
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